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健康医療情報---薬のチェック

■薬の名前
まず、薬の基礎知識のおさらいをしてみましょう。薬には、それぞれ薬効分類名、化学名、一般名(一般的名称)、販売名そして認識番号(認識コード)がつけられています。薬効分類名は効能または効果(適応症)を公的機関が分類した名称で、化学名は化学構造式をそのまま読んだものです。

一般名は公的機関のつけた名称で、販売名はメーカーが名付けたものです。したがって、後にのべるように、一般名で表わされる同じ成分の薬でも、メーカーごとに異なる販売名(商品名:ブランド名)がつけられています。

■医療用と一般用
薬は、医療用医薬品と一般用医薬品に大別できます。医療用医薬品は、医師、歯科医師の発行する「処方せん」に基づいて使う薬です。したがって、処方せんなしで購入ことはできません。

医療用医薬品には先発品(ブランド医薬品:新薬)と後発品(ジェネリック医薬品)があります。たとえば、一般名で「セファレキシン」という抗生物質の場合は、塩野義製薬が「ケフレックス」という販売名の先発品を販売していて、旭化成ファーマは「シンクル」、久光製薬は「L−キサール」という販売名で後発品を発売しています。

後発品は、先発品の特許期間終了後に発売することができる先発品と同じ成分の薬で、先発品と同様の有効性を厚生労働省が承認したものです。後発品は開発コストが少なくてすみますので、平均価格は先発品の約半額です。なおジェネリック医薬品は、一般名(ジェネリック ネーム:generic name)医薬品の意味です。先発品の後発品がゾロゾロと発売されることから、後発品は業界の隠語で「ゾロ品」とも呼ぶことがあります、

すべての先発品に対する後発品が製造されてはいませんが、患者さんが後発品を希望される場合は、診察時にあらかじめ「薬は後発品を」と医師に伝える必要があります。ある医師は、あなたの要求を満たせるよう「処方せん」に記入してくれるかもしれません。しかし、後発品に対する不信感を抱く医師は、そうしてくれないかもしれません。同様の考えの薬剤師もいて、医療費抑制のために厚生労働省が進めているこの政策は、現在、医療現場に混乱をもたらしています。

いずれにせよ、後発品を使うか使わないかは、医師でなく、患者さん自身が決めるべきものです。
なお、後発品を製造しているメーカーの発信している「日本ジェネリック研究会」のホームページも参考にされるとよいでしょう。

一般用医薬品は「処方せん」なしに薬局、薬店(薬種商)の店頭で購入できる市販薬(大衆薬)です。店頭のカウンター越しに買うという意味の英語、オーバー ザ カウンター(over the counter)を略し「OTC」とも呼んでいます。この一般用医薬品には、医療用医薬品のうち比較的副作用の少ない成分を一般医薬品の成分に配合した「スイッチOTC」があり、年々増加しています。

一般医薬品の役割は、セルフメディケーション(self medication:直訳すると自己・薬物治療ですが、一般には軽い病気、怪我の手当などの軽医療を自らが行う意味で使われます)にあります。なお詳しくは、「日本大衆薬工業協会」のホームページの「上手なセルフメディケーション」が参考になると思います。

医療用医薬品と一般用医薬品のちがいは、先にのべた購入時に「処方せん」が必要か否かのほかに、医療用医薬品は一つの薬に一つ成分を含むのに対し、一般用医薬品は通常、複数の成分が配合されています。たとえば一般用医薬品の総合感冒薬は、一般に、解熱鎮痛剤、鎮咳剤、気管支拡張剤、去痰剤、抗ヒスタミン剤など約6種類の成分が配合されています。これを医療用医薬品におきかえますと6種類の薬が処方されることになります。

■三つの療法
薬は、その治療の目的によって、「原因療法薬」、「補充療法薬」、「対症療法薬」の三つに分類できます。

「原因療法薬」は、病原性の細菌などの原因そのものに根本的に対応する薬で、抗菌薬(抗生物質)などがあります。原因が病原性の細菌であれば、抗菌薬でその細菌の発育を抑えたり、殺したりするのを助ければ、本来、体に備わっている免疫力(生体防御機構)で、その細菌を殺すことができて、病気が治り症状もなくなります。

なお現在、高齢者の直接死因の約50%は感染症です。抗菌薬を使用しても加齢にともない免疫力が衰えているため、原因である病原性の細菌を殺すことが困難になるためです。

二つ目の「補充療法薬」は、本来あるべきものが無くなったり、少なくなったりして発病したときに、その成分を補う薬で、インシュリンなどのホルモン剤が該当します。しかし、補充療法薬は根本的な原因を取り除くわけではありませんから、薬を止めると再び発病します。補充療法中でも、食生活を中心としたよい生活習慣を築き、免疫力を維持し高めることが、その病気の進行を遅らせ、また改善することにつながります。

三つ目の「対症療法薬」は、さまざまな不快な症状をやわらげる、つまり症状に対応する薬で、薬の大半はこの対症療法の薬です。多くの症状は、何らかの原因を取り除こうとして、体が戦っている証拠であり、体の正常な防衛反応の結果なのです。別の角度からみれば、免疫力が悲鳴を上げている状態で、免疫力を保護し高めなさいという自分への信号を発しているのです。

免疫力が低下しているときに、風邪のウイルスが侵入すると、体は寒気を感じ、次に熱が出て、頭痛、鼻水、咳、痰などの不快な症状がつづきます。このときに、解熱鎮痛剤や総合感冒薬などの「対症療法薬」を服用すると、症状を一時的にやわらげますが、同時に大切な免疫力も抑えこんでしまいます。

風邪の場合は解熱鎮痛剤や感冒薬を飲まない方が早く治ることが知られています。したがって、風邪のときは栄養成分を補い安静につとめるのが本当の対策です。

ちなみに我が家では、現在小学生と中学生の娘にも、幼いときから「風邪かな」と思ったら、自分で次のようにするよう教えました。「葛根湯(かっこんとう)」のエキス散を飲み、サプリメントのビタミンECを補給し、その日はできるだけ体を休め早めに床につくようにと。一晩ぐっすり眠れば翌日には元気に通学し、二人とも幼稚園時代から皆勤中です。なお、漢方薬の葛根湯は風邪のさい免疫力を高めることが解明された薬で、熱を抑えず発汗をうながす作用があります。

生活習慣病に対する対症療法をしている場合は、薬を服用しているうちに体自身が病気にうち勝つように、すなわち本来の免疫力が発揮されるように生活習慣を改善し、免疫力を発揮できるようにすることが大切です。

たとえば高血圧症の約80%は本態的高血圧で、現在の医学では原因は不明とされています。したがって、原因療法薬も補充療法薬もありませんから、対症療法薬が処方されます。しかし高血圧症の要因となる生活習慣を改善しなければ、降圧剤が処方されつづけられることになります。

血圧を下げる薬を服用して血圧が下がったということは、「薬は効いた」けれど、高血圧症という「病気が治った」のではありません。対症療法薬には病気そのものを治す力はありません。この原則を十分にふまえ、積極的によい生活習慣を築いてゆきたいものです。

生活習慣の改善に成功し、免疫力を高めれば、対症療法薬も主作用が弱く副作用も少ない薬に変えることができ、徐々に薬を中止しても血圧をコントロールすることは十分に期待できるのです。

■薬の副作用
すべての薬は、主作用と副作用があります。逆にいえば副作用のあるのが薬です。クスリを逆に読むとリスクとなるでしょう(笑)。したがって、医師が薬を処方するときの鉄則は、主作用が副作用を上回ること、有効性が危険性(有害反応)を超えていることです。その薬を処方することによって、患者さんの得られるプラス面とマイナス面とを考え、プラス面のほうが明らかに大きいときに薬を処方するという大原則があるのです。

多くの医療用医薬品の添付文書には、副作用などの項のほかに、「薬物動態」の項がもうけられていて、投与した薬の量よって薬物動態がどう変化するかが掲載されています。薬物動態とは、薬が吸収→分布→代謝→排泄される課程と時間のことをいいます。

薬物血中濃度すべての薬は血液に乗って分布されますので、血液中の薬の濃度(薬物血中濃度)を調べることによって、ひとり一人の患者さんに投与された薬の量や服用時間の指示が適切であるかどうかの確認をすることができます。薬物血中濃度は図1のように、同じ量の薬を同じ時間に投与しても人によって(図1ではA、B、Cさんとしました)違いがあります。なお、有効域と中毒域の差を安全域といい、安全域が広いほど一般には薬の有用性も高くなります。

副作用の多くは、薬物血中濃度が高くなると発生頻度も高くなることが知られています。したがって、薬の有効性を生かして、副作用を少なくするためには、医師は添付書類の薬物動態の情報も参考にして処方を決定するのが原則です。また、初回の投与後は薬物血中濃度の測定の結果に応じて、処方を変更すべきなのです。日本でも、そんな医師が増えることを心から願っています。

■薬の添付書類

先に添付書類について触れましたが、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構の「医薬品医療機器情報提供ホームページ」では、専門家向けの「医療用医薬品の添付文章情報」と、専門家向けの添付文書を一般向に書き改めた「患者向医薬品ガイド」を公開しています。患者向け医薬品ガイドは、重要度の高いものから製薬会社が作成中で、まだまだ品目数が少ないですが、今後、掲載数が増える予定なので参考になると思います。

■その他の情報源
その他の薬のチェックに関しては、財団法人・日本薬剤師会のホームページの「日本薬剤師会の活動」に、薬剤師、薬局、医薬分業、ゲット ジ アンサー運動などの情報がありますので、参考にしてくだされば幸いです。


 


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