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ダイエット・メソッド
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ダイエット・メソッド

---第2回---

■減量作戦の前に
前回は、視床下部の「食欲」コントロールの仕組み、無理なダイエットに伴うリバウンド現象とヨーヨー現象などについて学びました。肥満のメカニズムに関してもうしばらく話を続けたいと思います。

さてあなたか、あなたのご家族が、本当に肥満で「やせなくては」と決意されているとしても、いま急いで減量作戦を開始されることには、反対です。なぜなら、減量作戦の多くは、リバウンド現象を起こし、ヨーヨー現象に陥ります。

その原因の一つは、「なぜ太るのか」という肥満のメカニズムの本質についての情報不足にあるからです。少し遠回りになるようでも、肥満の本質を理解しておくことが、あなたの減量作戦の実践に役立ちます。そこでまず、肥満の主役物質である脂肪と糖質にアプローチすることから旅を始めます。

■ブドウ糖は「変身」する
主役の一つ、脂肪は、1分子のグリセロール(グリセリン)と3分子の脂肪酸が結合した物質です。体内に入ると、膵液に含まれるリパーゼという酵素によって、グリセロールと脂肪酸に分解されます。

もう一つの主役は、ご飯、パン、佐藤などの糖質が、体内で分解されてできるブドウ糖です。体内の細胞内で、物質が合成されたり、分解されたりする反応を、物質代謝、あるいは代謝といいますが、この代謝の中心となるのが、脳のエネルギー源です。この主役のブドウ糖は、体内で様々な物質に「変身」しながら私たちの脳と体を守っています。

■体脂肪の本態は中性脂肪
さて、体内の余分なブドウ糖は、すい臓から分泌されるインスリンによってグリセロールと脂肪酸(有利脂肪酸)に変身します。このグリセロールと脂肪酸から中性脂肪(トリグリセライド)がつくられ、白色脂肪細胞に蓄えられます。これが体脂肪の本態です。

■中性脂肪の分解

インスリンは、ブドウ糖の脂肪細胞への取りこみと、中性脂肪の分解を抑制する作用があるため脂肪細胞内での中性脂肪の蓄積が進みます。糖質を余分にとると、インスリンは血中に著しく増加し、糖質すなわちブドウ糖からの中性脂肪の合成がますます活発になる悪循環におちいることになります。

脂肪細胞内の中性脂肪は、ホルモン感受性リパーゼという酵素の作用を受け、遊離脂肪酸とグリセロールに分解され、エネルギー源といて使われたり、再び中性脂肪に合成されたりします。中性脂肪の分解を促進する物質は、アドレナリン、ノルアドレナリンなどのホルモンが重要な役割を果たしています。ともかく、肥満はこのように、脂肪細胞中に蓄えられた中性脂肪が増加することに起因しているのです。

■ケーキ1個で350カロリー
さて、一休みして東京銀座の資生堂パーラーでケーキを食べてみましょう。イチゴの乗ったガトーフレーズは、1個66グラムで350カロリー(4.4ユニット)。お望みなら他にチョコレートパフェの595カロリー(7.4ユニット)も加えてください。合計で945カロリー(11.8ユニット)。これは、日本肥満学会の勧める家庭の主婦用(1日)のスリム食の目安18.75ユニットの約60%に相当します。なお、1ユニットは80カロリーです。

■「食品交換377」と「運動交換」
「健康教室」では、日常よく食べる食品を7グループに分類し、各食品の1ユニットが何グラムにあたるか、また、1ユニットに含まれる食品のグラム数が分かる、独自に開発した「食品交換表」を用意しています。 例えば、ご飯は50グラム(茶碗に約3分の1杯)、食パンは30グラム(6枚切りで約2分の1枚)が1ユニットです。

先に食べたケーキとパフェの11.8ユニットを運動で消費するためには、1分間に70メートルの歩行を4時間、なわ飛びなら1時間休まずに続けなければなりません。このように、1ユニットを消費するための運動量を「運動交換」といいます。あなたは既にお気づきだと思いますが、あなたの減量作戦には、こうした正確な食品交換の知恵と、運動交換の知識が必要なのです。

■太るための最高モデル
伝統に裏打ちされた理想的な体重増加モデルがあります。それは、相撲界です。幕内から三段目の力士の起床は午前7時すぎ。朝けいこは@「朝食抜き」で、11時半までつづきます。風呂で汗を流した後は、ブランチのA「チャンコ料理」のB「どか食い」。そして、たっぷりと2時間から3時間のC「昼寝」タイムに続いて、午後6時からのD「2食主義」の夕食はE「アルコール付」でF「デザート付」です。

大相撲史上、最強の横綱の一人といわれた北の海は、小学6年生で相撲に人生を賭けようと決意したその日から、一日に6合の牛乳をかけたご飯を食べて、昼寝をしたといいます。

肥満のメカニズムを学んだあなたは、先にのべた7つの丸数字の次につづく括弧内の項目が、体脂肪を増やすための科学、肥満のサイエンスに満ちあふれていることがお分かりいただけると思います。この7つの項目の実践が、なぜ体重増加につながるかを、ご家族やご友人に化学的に、かつ科学的に説明できることと思います。

■減量に王道なし
学問の道に王道がないように、減量法にも王道はありません。減量の基本は、「少なく食べて、よく活動をする」という、極めて単純で明快な原理を実践するに他なりません。

肥満作戦の目標は、減量した体重を維持してゆくことにあります。そのためには、食生活と運動の二面を中心に、肥満に至った過去のライフスタイル上のあやまりを徐々に修正し、太りにくい新たなライフスタイルへの改革、変容が必要になります。単に減量を目指すとリバウンドを起こし、体重の増減の振幅を大きくしただけの結果に終わってしまうことになります。

実践的で長続きする減量法を確立するのは、あなた自身です。その重要なポイントは以下の三つです。

@ あなたが主役であること。Aあなたの個性が尊重されていること。B実際に実践可能な方法であること。

さらに、あなたにプレゼントしたいもう一つの重要な情報があります。この作戦に必要なのはペンとノートだけ。それについては、次回に。




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